犬は猫ほどデリケートではありませんが、いくつか食べてはいけない物があります。
でも、あなたの愛犬の体重が5kg以上であれば、それらの物を少量食べたからと言ってパニックになる必要はありません。
但し、2kg前後の小さな犬の場合は細心の注意が必要です。
食べてはいけない物は数が少ないので、必ず覚えて下さい。
犬が食べてはいけない危険な食材
加熱した鶏や魚の骨
特に加熱した鶏の骨や魚の骨は割れやすく、先が鋭くとがり体内を傷つける危険性があります。
もしあなたの愛犬が加熱された骨を食べて、もどしたり、血を吐いたりするようなことがあれば、すぐに獣医さんを訪ねて下さい。
タコ、イカ、カニ、貝類
「犬や猫にタコやイカを食べさせると腰が抜ける」などと昔はよく言いました。
イカやタコは非常に消化が悪い食物ですので、もし与えるのでしたら必ず火を通して、ほんの少量にして下さい。
チョコレート
巷では、絶対に食べさせてはいけないものとして扱われています。
少量でも中毒症状が出るとか言われています。
しかしながら、飼い主さんからチョコレートケーキを一口貰って食べて中毒を起こした犬を私は知りません。
ご主人様から内緒でチョコレートコーティングされたクッキーを頂いている犬もよく見かけますが、大量に食べない限りは心配ありません。
我が家に昔いた猟犬は体重は23kgありましたが、私がいなかった時に頂き物のGODIVAのチョコレート500g入りパックを銀紙ごと食べた事があります。
銀紙は翌日、自然の方法で出てきました。
また、中毒症状は全くありませんでしたが、量的には危険です。
もちろん、食べる事を推奨するわけではなく、少量食べてもパニックになる必要はありません。
レーズン
これも量によるでしょう。
犬猫の自然療法のを実践していた、Juliette de Bairacli Levyは、「ブドウ畑で飼われている犬が盛んに干しブドウを食べていたのを知っているが、それが故に死んだ犬を見た事は無い。」と言っています。
何事も、少量であれば心配はないようです。
タマネギ、ネギ類、ニラ
これもご存知の方は多いですね。ある成分が赤血球を壊して貧血になるので、食べさせてはいけない食材です。
一説には、ハンバーグに入っているタマネギが危ないとか、スープを取る時に玉ねぎを使ったものは危険だとか言う人もいますが、量的には 15-30g/体重1㎏を超えると赤血球に変化が見られ、50g/体重1㎏を超えると有害となります。
但し、ニンニクには殺菌作用がありますので、10kgくらいの犬でしたら、週に1片を3回ぐらいに分けてあげる事をお勧めします。(10kgの体重にニンニク1片、約3g/週 )私はすりおろしたにんにくをオリーブオイルに漬けて、そこからニンニク少量をオイルと一緒に食事に混ぜて与えています。
アルコール
アルコールは危険です。体重1kgあたり、5mlを超えると大変危険な状態になります。
特に小型犬は注意が必要です。
犬は飼い主に対してとても忠実です。
飲め!と命令されるといやでも飲むのが犬です。
冗談でも飲ませたりしないようにして下さい。
あとは刺激物、香辛料など。犬には必要のない物ですので、家族の食事から何かを与える場合には気を付けて下さい。
最近読んだ本にはアロエが危険と言うものがありました。多食しなければ大丈夫とのことですので、そう神経質になる事はないかと思います。
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